星の数ほど

語彙力のないオタクの備忘録

維伝 朧の志士たち 1214感想

 

 

 

 

 

 

Remember:2019/12/14 Matinee

 

 

 

 

 

 

維伝2回目行ってきました!

もっと物語を深くまで受け取れるかと思ったんだけど、そうでもなかった。前回の観劇で完全に見れたというわけではないけど、感想の面では結構出しきったかな、という感じはありました。

相変わらずネタバレばかりで中身のない感想文を書きますが、よしなに。

 

前回分の感想はこちら
starrystars.hatenablog.com

 

 

 

 

 

席の話

前回の席も見切れだ!ってちょっと怒ってたけど、今回ほんとにサイドシート座ってみて分かった。これがほんとに見切れか......。

列的には少し前になって、役者の表情とかが見やすくなったのはよかった。けど、上手がほんとに見えない席だった。長屋のセットも見えない、折られた刀剣男士まるっと三振り見えない、おそらくそこで喋ってるであろう鶴丸とか先生も見えない。後ろのスクリーンも体感四分の一は見えてなくて逆に笑った。私の近くの人も見えないねって喋ってて、もしたった1回のチケットでこの席だったら相当きついなって思った。しかもこれでチケット代変わらんっていうのは……あかんわ……ちょっと下げないと......。

 

 

 

 

回替わりの話(というかほぼ鶴丸の話)(うろ覚え)

 

序盤、長屋から鶴丸が出てくるところ

「この家のもの....じゃきぜよ?  ぜよぜよ?」とかやってた。適当めちゃくちゃな土佐弁。「土佐弁へたくそ!」ってつっこまれてた。

 

堀川くんがばててフラフラ歩いてきた時

あんよがじょうず!は毎回なんですね。

ごろんって一緒に倒れ込んで「可愛いとはお前のためにある言葉だなぁ」と頭を撫でてました。可愛がり方......。

 

罠を作っていく場面、鶴丸が残骸のフリして裏声で話し出す(鶴=鶴丸、先=南海先生)

鶴「刀剣博士! ミネってなあに?」

先「刀の切れない方のことだよ」

鶴「さすが物知りだね!もう1問!『かたな、こめ、たなか、仲間はずれはどれ?』ちっちっちっ(タイマーの音)」

手に文字を書きながら考える先生

鶴「ぶっぶー、時間切れ~~~」

先「教えてくれるかな?」

鶴「それが人に物を頼む態度か」

先「残骸さん、教えてください(頭を下げる)」

鶴「正解は、たなかです!」

先「どうしてかな?」

鶴「たなかは、研げないから!」

米と刀はとげる(研げる)というなぞかけ?に会場から拍手

鶴「こんなのも分からないんじゃ、刀剣博士(仮)だね!」

ここで先生のツボにハマってしまい、ちょっと笑いが長引く

 

こんな感じでした......。残骸の場面が結構長めで面白かった。

 

 

 

 

ここから人ごとに。

 

 

 

 

堀川くん

印象にない子から先に書くべし。ほんとごめんなさい。

殺陣でいうと、僕も結構邪道でね!ってところが好きだった。刀身が脇差にしてはやや長めな印象。罠を作ってるところでぴょんぴょん跳ねてたのが可愛かった。朧の以蔵さんが起きた後にサッと布団片付けてるところも好きだったなぁ。

 

 

 

 

肥前くん

罠作る場面で手首?でリズムとってたの可愛かったよ~。

今回は少し見れたかなと思う。以蔵さんに「同じ匂いがする」って言われた時とか、「まだ死にたくない!!!」って叫んでる時とかの肥前くんの表情。

自分も人斬り、彼の人も人斬り。そうでなければアイデンティティを失ってしまう元の主をきちんと肯定してあげて、歪んだ自尊心を元に戻そうとしてる......ように見えた。

 

 

 

 

兼さん

前回からなんとなく考えてたのは、ステ兼さんとは初めて会う感覚だったなぁ、ということ。なに当たり前のこと言ってんだって話ですけど。

二幕始まってすぐの、「ひとーつ!士道に背くまじきこと!」とか、ミュ兼さんではあまり見た事ないモーションだったり言い方だったりしたから、戸惑いが強かったんだと思う。どうやら私の頭は個体差というものを受け付けづらいらしい、ということも今回分かった。

私は兼さんのことよく知らなくて、印象的だなって思ったセリフが全部ゲーム内のものだということもやっと分かったくらいだった。「実用一辺倒じゃ華がねぇ、見た目だけじゃ話にならねぇ」とか。何年も音声を聞かずにゲームやってきた弊害が出てるんだな。ファンって言葉を知ってることすら新鮮だった。特になった時のセリフなんですね。

ちょっと違和感あったのが、むっちゃんに対して「どうして、どうして」って長ゼリフで問いかける場面。冗長に感じたというか......セリフがうまく機能していないというか……。言い切ることに集中しすぎてるような雰囲気を感じた。

殺陣の豪快さがよかったし、後からじわじわ沁みてくるようなかっこ良さがあるんだなと思った。肥前くんに「新撰組の刀が坂本龍馬の刀を助けに行くのかよ」って言われた時に「かっこいいだろ?」と返していたのが最高に痺れました。かっこよかった......。

 

 

 

 

先生

先生の罠仕掛けまくり、やっぱり面白いんだよなぁ。途中から明らかに疲れて呆れてるのが面白かった。罠作ろうって言い出したのは、あなたです。トンカチで敵殺してるんじゃなくて手早く罠作ってただけだった。殴ってるように見えてただけだった。あのシーンみんなわりと真面目な顔してやってるのが余計に面白いんだよな……。

武市先生vs戦は、うん、まるで父を見る息子のようだった。年老いた父を改めて見る、成長した青年のような、そんな心を感じた。あなたは頑固で、一度こうと決めたら曲げない、真っ直ぐで不器用なひとだと。元の主と戦うというのは、言ってしまえば息子が父を超えていく成長物語のような感覚だと思う。

真剣必殺終わっての去り際がだいぶ好きでした。

 

 

 

 

鶴丸

あ~~~私は鶴丸の声の出し方が好きなんだな~~~と思った。プレッシャーある声というか、音圧かな?戦闘シーンが多かったから、殺気立って血の気の多いセリフがたくさん聞けたのがよかったし、普段の喋りのまったりした声色も好きだと感じた。

彼が言った「物語を食う」という言葉、気になる。物語を食って強くなる。なまじ物質を食べてるようなイメージの強い言葉だからか、異質に感じる。

 

 

 

 

小烏丸

袂を気にしながら戦うから、片手でやらなければならないぶん、手首の小回りが効いてる殺陣が好きだった。

もうずっと前からこの本丸にいるんだなって安定感。戦闘力もそうだし、安心して背中を預けられる刀だと思った。一番若くて血気盛んな和泉守兼定とは対照的で、落ち着いてるけど圧とか威厳も含まれてるような、余裕ある感じが好きだった。しんがりが似合う!あれだけしっかりしてたら任せたくなる。

小烏丸がやってきた時に羽ばたくようなSE入るのと、会心の一撃で、とんと柄を押すだけで強力な攻撃になるの、たまらなく好き。

 

 

 

 

むつ

あのね、大事な時に笑ってるの、ほんとにきつい。その笑顔じゃ無理してるかどうかすら分からない。なんでそんなところで笑えるの?って時に笑ってて、メンタル強すぎ。兼さんが問い詰めたのも納得できる。

真剣必殺で脇腹にちゃんと傷があるの、びっくりした。体の厚みとかが理想的なむっちゃんだったなぁ。

わしは刀じゃ、という言葉とEDのイントロが被るから、不穏さを感じたんだなって思った。いざ曲が進んでみるとそんなに不穏じゃなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武市先生

武市先生はなんか、以蔵さんの弱さに漬け込む小賢しさみたいなものを感じてしまって、あまり好きになれなかった。朧の武市先生になった時すら「龍馬を斬れ!!!!!」って以蔵さんに命令してたの、なんだか悲しくなった。俺の言うことなら聞く、みたいな心が透けて見えた気がした。

もう武市先生にとって龍馬は敵でしかなかったんだろうな。それこそ南海先生が言ってたみたいに、頑固で融通が効かなくて、一度こうと決めたら曲げない。龍馬を敵と決めてしまったら、どれだけ交渉されようと相手の言うことなんて聞かない。振り返ると武市先生の人物像も固まったものだったんだなって思える。

 

 

 

 

吉田東洋

やっぱり彼は朧になって刀抜いた時がめちゃくちゃかっこよかった。強いんだもん普通に。あと牢獄で「わしは吉田東洋に見えとるか?」ってむつに迫るところが好き。自分が朧な存在であるということに自覚的なのがいい。半分そっちに行ってたよね。

ドスが効いてて圧があって、存在感がすごかった。

 

 

 

 

龍馬

若い......!史実では30くらいなんですって?中の人いくつよ?若いなぁ......。

常に明るく人望に厚く、朗らかで鷹揚、温かみのある人物。むっちゃんがそのまま受け取っている素質がたくさんあって、見てて嬉しかった。ちょこちょこ龍馬とむっちゃんの動きがシンクロすることがあったのも印象深かった。以蔵さんにボディガード頼む時とか。龍馬が二人いるみたいって、むつは嬉しかっただろうな。

序盤で刀剣男士を助けに来てくれた時、「後藤さん、上から見とる人たちがひえぇ~なっとるよ~」って二階に手を振る龍馬......ファンサやないか......。微笑ましかった。

 

 

 

 

以蔵さん

犬感増しすぎて可愛かった......。

殺陣は「最短で殺す」「急所を確実に狙うパターンがいくつかある」=人を斬り殺すためだけにやってるよ、あれ。普段の姿勢もすぐに抜刀できるようなかがみ方をしていて、染み付いてるな......と思った。殺陣のシーン多くてありがたいけど、戦ってる時の以蔵さんマジで怖い。何がなんでも目の前の人を殺すって思って刀持ってるでしょ?殺気しかないじゃん。

あの戦い方があるからこそ、人間味のある「龍馬は斬れない、友達だから」っていうのがばっっっちり心にくる......。おそらくあの時代では【人斬り以蔵】は化け物扱いでしょ。でも彼だって人間なんだよなぁ。

人斬りとして認められてしまったせいで、そこにしか存在価値がないように思い込んでしまった以蔵。もがき苦しみながら戦ってたんだろうな......。

 

今回の以蔵さん、ちょっとしたアクシデントがありまして。

朧になった時、袴がうまく履けなかったみたいで、バッッて脱ぎ捨ててそのまま話を進めてた。何場面かアンダーとサポーターと靴だけみたいな状態になった(下着じゃなくてよかったほんとに)。

その後、気を失った以蔵さんが目を覚まして、先生か誰かに迫られてずりずり地面を這ってる時に緩んだのか、また袴が脱げたようで、小烏丸がそれをそっと回収してしばらく持ってたのも印象的だった。

役者と舞台っていうのをひしひしと感じた場面でもあった。役者は「何も起こってないですよ、いつもどおりですよ」って鬼気迫る演技をそのまま続ける。観客はそれに乗じて、本当に何も起こってないように、見てないふりをする。舞台は生ものだという言葉を鮮烈に思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず劇場での観劇はこれで終わりました。

もっといろいろ考えたかったけど、私は物語を受け取るだけでいっぱいいっぱいだ......。

あとは配信を待ちます!見たら感想書き足すかも。